そろそろインフルエンザワクチンを皆様うけようとしていると思います。
きょうは、2月に試験がある受験生でいつごろワクチンをうけると最適か?と質問されました。
そこで私は、2回接種して最大に効果がでるのが3か月後と答えていました。
その根拠として、インフルエンザワクチンの添付文書で、下記のように書いてあったことに由来します。
インフルエンザHAワクチンを3週間間隔で2回接種した場合、接種後1ヶ月後に被接種者の77%が有効予防水準に達する。
接種後3ヶ月で有効抗体水準が78.8%であるが、5か月後では50.8%と減少する。・・・
というものを読んで話したのですが、いろいろ調べてゆくと、1回接種でも2回接種でもピークは接種後1ヶ月になります。
そして、1回接種だと3ヶ月もたず、2回接種だと3ヶ月もちます。6ヶ月もちそうです。
ただ、インフルエンザの種類にもより、香港型は、よくあがり、ソ連型、B型はあまり上がりません。
では、どうすればよいかというと2月に試験があるならなるべく12月20日近辺に2回目がうてるようにするのがよいと思います。
1回目と2回目は3から4週間あけるのがよいので
おすすめは
1回目 11月22日から29日
2回目 12月13日から20日
のスケジュールがよいのではないかと思いました。
そして、必ず2回うつ。
家族もできればご両親も同じ時期に2回うつ。
お金がもったいないと思ったら、12月20日過ぎに1回うつ。
これが私の意見です。
これで、香港型が流行れば大丈夫ですが、ソ連型、B型が流行るとちょっときついです。
特にB型は2回うってもあまり効果が期待できません。
また、B型が流行るのは3月ごろで、抗体がさがる頃なのでさらに効きが悪くなります。
もし、ソ連、B型が流行れば、ワクチンでは難しいと思います。
あとは、規則正しい生活、体力増強、明るい心、根性でのりきっていきましょう。
あと勘違いしないでほしいのは、ふつうの人は1月からインフルエンザがはやりますので、2回目を12月20日にやると、もう間に合わないこともあります。
11月いっぱいには、2日目をうっていたほうがよいと思います。
上のスケジュールはあくまでも2月の試験の受験生のためのものですよ。
あしからず。