2024年でさくまこどもクリニックは開院して30年になりました
長い間皆さまに来ていただきありがたく思います。
当院が開院したのは平成6年5月です。その頃はまだ予約システムというものがまだあまり普及していない頃でした。
今は小児科では必須アイテムになっています。当時は大変珍しいものでした。
なぜこのようなシステムを入れたかとというと開業する前に勤務していた病院でとにかく病気をうつされるのがいやだとか待ち時間が長くいやだとか患者さんに散々言われていたので。
そこで何かないかと色々と調べていたら名古屋の産婦人科の先生が予約システムを開発して利用しているとの記事を見ました。
その当時NTTが音声ボードというものを開発しそれを利用して予約システムを作ったのです。
今は役所や企業などに電話すると「これこれの人は1番を押して下さい、これこれの人は2番を押して下さい」とかあると思います。
それはこの音声ボードができたために開発されたシステムでした。当時最先端の技術だったのです。
その当時は時間制の予約で行いました。
ところが混み合ってくると待ち時間は全然短くならず、また、重い症状の人だと長い時間がかかりどんどんと遅れてしまいます。
もう時間との闘いです。患者さんからクレームをよくいただきました。予約なのでなんでこんなに待たせるのだ。とよく言われました。
ほとほと疲れて時間制はもう限界だと思い今の順番性に変えました。順番だから遅れても文句は言われなくなりほっとしました。患者さんには大変申し訳ございません。
なかなかうまくいかないところもありますがご希望の時間がありましたら受付に電話して相談してみて下さい。