インフルエンザの検査はなぜ痛い

インフルエンザの検査は鼻の奥に綿棒を入れるのでとっても痛いのです。P6150679.JPG

もっと、痛いたくないやり方ができないか?

ということでかんだ鼻水で検査をすることもできるのですが・・・。

以前この方法をやったことがあるのですがいまひとつな感じがしました。

インフルエンザ陽性にでた場合はよいのですが、陰性の場合は本当に陰性なのか?はっきりしません。

インフルエンザのウィルスは鼻の奥にいます。上咽頭というところです。

ちょうど綿棒を鼻に入れて、つきあたりのところです。ここにいるのです。

なので、奥まで綿棒をいれないと十分な量のウィルスがとれません。

しっかりと奥まで入れて、しっかりとったものなら陰性でも安心できるのですが、奥まで綿棒が入っていなかったり、または鼻水では本当に鼻の奥のものまで出てきているのか不安になってしまいます。

もし、自分の手技が悪くて検査が陰性だったら本当に申し訳なくなってしまいます。

やたらとインフルエンザの薬を出すのもよくないし、また、インフルエンザの人を見逃して1週間苦しませてしまうのも医師として心苦しく思います。

なので、いつもインフルエンザの検査をするときに、すごく痛がるのはわかるのですが、しっかりとやってしまうのです。

みなさん本当にごめんなさい。

ちょっと言い訳がましかったかな?

「はな」とうつとパソコンは「鼻」ではなく「花」に何度も変換されてしまったので、花の写真を載せました。なんのこっちゃ。

藤沢市湘南台にある湘南台駅から徒歩5分の小児科、さくまこどもクリニックでした。