もううんざり

インフルエンザのワクチンの時期になりました。

この時期必ず他院にかかりつけの方が、かかりつけの医院で予約がいっぱいになったので打ってほしいと言われます。

ワクチンは事故が起こることがあります。

以前、肺炎球菌、ヒブワクチンが始まったころ今まで単独でしかワクチンを打っていなかったところに同時接種をしてもよいとの通知が来ました。そのときワクチン接種後に死亡例が何例が報告されています。今でもワクチン接種後の死亡例は報告されています。インフルエンザ接種後の死亡例も報告されています。

 これらがワクチンが原因かそれとも偶然重なったのかはなかなか判断しにくく、はっきりしません。

 ワクチンが原因ではないにしろ、このようなことが起きたときのことも考慮して細心の注意をして打っていいるというのが現状です。幸い当院でワクチン接種後の重篤な副作用は経験していませんが、いつ起こるかわかりません。

 他にかかりつけの医院があり、当院でワクチンを打ちたいと希望されて来られる方がいらっしゃいますが、診察したときに胸の音がゼロゼロして気管支炎または喘息が出ていると思われる方がいらっしゃいます。全く咳などなく元気な方です。でも、しっかりと音がしているのであまり好ましくありません。日頃当院にかかりつけの方の場合このようなときでも、いつも体調をみているので多少ゼロゼロしても打ってしまいますが、初めて来た方では、もし、事故が起きたときにこちらの判断ミスになるかもしれません。

 喘息などは咳などの症状がなくても胸がゼロゼロしている方はたくさんいます。このように説明しても理解してくれず、薬を出そうとすると拒否する方もいらっしゃいます。では、もし、気管支炎、喘息が出ていてワクチンを打って重篤な副作用が出た場合、その医者が普段みていない医師だったとき納得できますか?

 このような状況が毎年毎年起こります。

 ワクチンを打つときに、事故がおこらないようにいつも祈る気持ちで打っています。決して安易な気持ちでかかりつけ以外のところで打たないでほしいと思っています。ワクチンはいついかなる副作用がでるかわかりません。また、それは予測できません。なのでなるべく体調のよいときに、いつもみていただいている先生に打ってもらいたいと思います。当院で予約なしで打っているのは、こどもは体調を崩しやすいので、調子のよいときにすぐに打てるように予約なしでやっています。

 「かかりつけではないので打てません」と、言うのはこちらも心苦しいのですが、以上お話したことがその理由です。

 もし、どうしても打ってほしいなら、こちらはその後の副作用の責任は全くとれないということを確認した上でお願いします。

 もう本当にいやになります。以下に厚労省の報告があります。

https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000337161.pdf